医師会の情報化は対内的には結束の強化、 対外的には社会に認知された組織となるために必要な事柄です。 また医療の情報化は、 これからの医療のキーワードとなる医療情報の共有や医療の効率化に欠かすことのできない事柄です。
本県においてもこれらの情報化を進めていくため、 先端的な組織として鳥取県医療情報研究会を設立する事と致しました。 本会の設立はこの下段に掲載しました世話人一同が発起したものであり、 将来はその活動を全県的に広げていきたいと考えております。
鳥取県医師会メーリングリストにご参加の先生方にはご一読頂きまして、 一人でも多くの先生にご参加頂けますよう願っております。 なお、今回は時間の都合上一般演題は募集しておりませんが、 第2回以降はより多くの方にご発言頂けるよう工夫していきたいと思っております。
時間: | 2000年1月22日(土曜日)午後7時より午後9時まで |
場所: | 西部医師会館3階講堂 |
総合司会: | 野坂美仁 |
パネルディスカッション(司会 : 栗原達郎 , 細田庸夫)
第一に、鳥取県医師会の「パソコンさえない医師会」から「サーバを持つ医師会」への脱皮の過程を説明する。第二に医師会総合情報ネットワーク構想(日医)の考え方の中核をなす点について概説する。そして最後に、上記2点をふまえて鳥取県医師会あるいは全国規模での医師会のネットワーク構築が、これからどういう道を歩むべきかについて問題提起する。
鳥取県東部医師会情報ネットワーク委員会では、会員に行事予定等の同報メールを送ったり、同医師会ホームページにメディカルマップを設けるなどの仕事を行ってきた。しかし今後、一般市民へのより詳しい情報提供、事務局内部の情報化、オンライン委員会、地域としての患者情報の共有等、地域医師会を情報化していく課題は多く残されている。
米子医療情報研究会は西部医師会会員のコンピュ−タ関連の知識の普及しつつインタ−ネット接続を促進し,ひいては地区医師会全体の情報化を達成することを目的として97年夏に結成されました.毎月,例会を開き,インタ−ネット接続に関する綿密な説明やEBM,Y2K,電子カルテなど医療情報関連の話題を提供してきました.本日はその軌跡とその中で得られたこと,失敗したこと等にいて話したいと思います.
電子カルテを自作し実際に診療で使用している。単なるレセコンと比べると多大な効果が認められる。しかしまだ紙カルテの利点の全てを越えたわけではない。紙のカルテはそこに存在しているだけで情報を発信しているという特徴において大きな役割がある。電子カルテがその特徴を越えるためにはまだ進化が必要であるが比較的早く達成できると確信し改良に取り組んでいる。
医療事務ソフトと電子カルテを統合したソフトの開発をMacintoshTM上のファイルメーカープロ4.1TMで試みた。統合ソフトにすることによって入力の重複がなくなり, データが効率よく利用できる。ソフト自体は事項別のファイルを複数のリレーションで連結する手法をとった。問題点として, レセコン部分の開発, 変更にはかなりの時間を取られること。電子カルテの導入には入力方法, 保管方法にまだ問題が多いと感じている。
機器展示
懇親会(参加費一万円の予定)
懇親会のお申し込みは1月8日までに
本田守
までメールでお願いします。
安陪隆明
阿部博章
石川直
石津吉彦
伊藤慎哉
栗原達郎
左野喜實
中井一仁(幹事)
中山裕雄
西上哲弘
野坂康雄
野坂美仁
飛田義信
細田庸夫
本田守
米川正夫