全国医療情報システム連絡協議会第16回定例会議
第13回地域医療情報ネットワークシステム研究会


 平成11年7月24日,25日、全国医療情報システム連絡協議会16回定例会議と第13回 地域医療情報ネットワークシステム研究会が合同開催されましたので、その 報告を致します。なおこの報告は私個人の主観、偏見に基づく個人的な報告書 であり、一部誤解や間違い等も含まれているかもしれないことを、お断りいた します。

 会場に入ると、ホストである岡山の先生方はハブやノートパソコンを持っ て会場内を忙しそうに走り回られ、また「電源がないか」と探し回る参加者 の先生方が多かったり、という会場の雰囲気が一般の医学医療の研究会と違 うことを感じさせられました。
 参加者は500人を越す盛会でした。

 開会の挨拶では、全国医療情報システム連絡協議会の安田垣人先生から、 将来的に日本医師会のお世話で開催したい、という発言がありました。 また日本医師会常任理事の山田統正先生からは、昨年、全国医療情報シス テム連絡協議会と地域医療情報ネットワークシステム研究会の合同開催を してもらいたいとお願いしたという話が出ました。

〇是非、日本医師会主導で統一された研究会ができて欲しいものだと思い ました。

 以上が、第16回医療情報システム連絡協議会と第13回地域医療情報 ネットワークシステム研究会1日目の報告でした。引き続き翌平成11年 7月25日の合同開催2日目の報告をさせていただきます。

 開始前、同じ鳥取県東部医師会の中山先生が、会場の端に置いてある ボックスから配線を引っ張りだして、自分でLANケーブルを作り始めまし た。中山先生に限らず、何人もの先生がここに集まってきてLANケーブル を作っています。この先生方は本当に医師だろうか? ここは本当に医学 系の研究会なのだろうか? と思う一瞬でした(^^;)
 こういうことが来年もあるのなら、私もイーサカード付きのノートパ ソコンとLANケーブルを持って来ようと思いました。会場でLANにつなぐ ことができる医学研究会というのはなかなかないのではないでしょうか。 今回は外部のインターネットにつながるだけのようでしたが、これが 演者のスライドと連動して「このスライドは大切だから、うちのノート パソコンに取り込んでおこう」ということができると面白いと思いました。

以上で、第16回医療情報システム連絡協議会と第13回地域医療情報ネット ワークシステム研究会の合同開催が終了しました。


文責:安陪隆明