当院では以下のような検査を行っています。
いわゆる「胃カメラ」です。食道、胃、十二指腸の中に内視鏡(ファイバースコープ)を挿入することにより、直接内部を観察することができます。また食道癌や胃癌などを疑った場合は、その場でその組織を生検することにより、実際に癌なのかそうでないかを診断することが可能です。
肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓を超音波を使って観察する検査です。肝臓癌、肝硬変、胆石、胆嚢炎、膵臓癌、腎臓癌、尿路結石などの病気を診断することができます。苦痛をほとんど感じず安全にできるのが利点です。残念ながら胃や大腸を観察することには一般にはできません。慢性b型肝炎、慢性c型肝炎の方は、肝臓癌を合併しやすい定期的にこの検査を行うようにしています。
胸部をレントゲン撮影する検査です。肺炎、肺癌、肺結核などの肺の病気を診断したり、心臓の大きさを見ることで心不全などの病気の診断の補助をします。
腹部をレントゲン撮影する検査です。腸閉塞などの腹部の病気の診断することができます。
心臓の電気の動きを見る検査です。心筋梗塞、狭心症、不整脈などの心臓の病気を診断することができます。
ブドウ糖水を飲んでいただき1時間ごとに採血することによって、糖尿病か正常か、それとも境界型(耐糖能異常)かを診断する検査です。今まで糖尿病と言われたことがなかったのに、尿糖が陽性と指摘されたり、空腹時血糖が正常値を越えると指摘された方は、この検査が必要です。
肺活量や息を吹く速さ等を調べる検査です。喫煙によって惹き起こされるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)が将来、世界の死亡原因の第3位になると予測されている現在、なるべく早期の発見のためにはこの検査が有用です。
御意見、ご質問等ありましたら abe.takaaki1964@gmail.com までよろしくお願い致します。